ハロン湾6時間クルーズ体験記|約10,700円のツアー内容・食事・鍾乳洞・注意点

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ハノイ滞在2日目は、世界遺産ハロン湾へ。

今回は、昼食・夕食付きの約6時間クルーズツアーに参加しました。

料金は1人約10,700円です。

ハロン湾といえば、海に浮かぶ無数の奇岩を船から眺めるイメージがあります。

ところが実際には、鍾乳洞の見学、手漕ぎボート、島への上陸、展望台までの階段など、想像以上に盛りだくさんの内容でした。

写真だけでは分からない魅力も多く、今回の旅行で特に印象に残った観光地の一つです。

目次

朝食会場は大混雑。でもホテルスタッフの対応に感心

この日は朝8時頃にツアーの迎えが来る予定です。

隣接するハノイ・デーウー・ホテルで朝食を済ませます。

前日は比較的落ち着いて食事ができましたが、この日は朝食会場が大混雑。

団体客と重なったのか、席を探すのも大変なほどでした。

ところが、スタッフの対応が素晴らしい。

空いたテーブルをすぐに片付け、料理も次々と補充していきます。

慌ただしい時間帯なのに、動きに無駄がありません。

海外のホテルでは接客に対する期待値もいろいろですが、今回は仕事ぶりに感心しました。

朝食を30分ほどで済ませ、ロビーへ向かいます。

10人乗りほどのリムジンバスでハロン湾へ

迎えに来たのは、10人乗り程度のリムジンタイプの車でした。

ハノイからハロン湾までは、それなりの移動時間があります。

普通の乗用車や大型バスとは違い、比較的ゆったりとした座席で移動できるのはありがたいところです。

日帰りツアーでは観光地そのものに目が向きがちですが、往復の移動もツアーの大きな部分を占めます。

車両の種類やホテルへの送迎の有無は、予約時に確認したいポイントです。

途中の休憩所でジャコウネココーヒーを試飲

途中、お土産物店で休憩がありました。

ここで試飲したのがジャコウネココーヒーです。

ジャコウネコが食べたコーヒーの実から、排泄された豆を取り出して加工するという、少し変わった製法で知られています。

日本ではかなり高価なコーヒーという印象があります。

ところが、店頭の商品を見てみると、思っていたほど高くありません。

あとで調べてわかったのですが、ジャコウネコ由来の豆は全体の数%程度しか入っていないブレンド商品が多いとのこと。

今回のほとんどの商品は約2%以下のようです。

なるほど、それなら値段の理由も分かります。

ただし、認証済みまた成分を検査したわけではありません。

ジャコウネココーヒーを購入する場合は、名前だけでなく、原材料や配合割合を確認した方がよさそうです。

世界遺産ハロン湾の景色は想像以上

港に到着し、いよいよクルーズ船に乗り込みます。

船が出発すると、大小さまざまな石灰岩の島が現れます。

海に浮かぶ奇岩がいくつも重なる景色は、写真で見る以上に迫力があります。

ここで少し、ハロン湾の地形について調べてみました。

ハロン湾の岩山は、石灰岩が長い年月をかけて水に溶かされ、削られてできたカルスト地形です。

さらに、海水面の変化によって石灰岩の山々の周囲が海に沈み、現在のような景観になりました。

ユネスコによると、ハロン湾は1994年に世界遺産に登録され、2023年にはカットバ諸島が登録区域に加わっています。

現在の正式な世界遺産名は「ハロン湾-カットバ諸島群」です。

ハロン湾という名前は以前から知っていましたが、世界遺産の範囲が拡大していたことは今回初めて知りました。

参考:ユネスコ世界遺産・ハロン湾-カットバ諸島群

船上の昼食は海鮮中心。想像以上に豪華

昼食は船の中でいただきました。

魚介類を中心とした料理が並び、特に大きなエビやシャコのような海産物が印象的でした。

一般的な日帰り観光ツアーの船内食なので、それほど期待していなかったのですが、十分満足できる内容でした。

海を眺めながら食事ができるのもクルーズの魅力です。

ただし、飲み物については注意が必要です。

今回のツアーでは、使い捨てペットボトルの持ち込みに制限がありました。

そのため、前日に無印良品で購入した再利用可能なボトルに、コンビニで買った麦茶を入れて持参しました。

これが正解でした。

船内の飲み物は別料金になる場合がありますし、暑い中で歩く時間もあるので、水分補給の準備は重要です。

なお、ペットボトルの規制や持ち込み条件はツアー会社や船によって異なるため、予約時に確認した方が安心です。

ハロン湾ビールはあっさりして飲みやすい

船内では現地のビールも注文しました。

ハロン湾ビールです。

味は比較的あっさりしていて、飲みやすい印象でした。

暑い日に海を眺めながら飲むビールは格別です。

食事や飲み物も、その土地を訪れたときの印象に残る体験の一つ。

旅先ではできるだけ現地のものを試したいと思っています。

カヤックではなく手漕ぎボートを選んで正解

ハロン湾のツアーでは、カヤックと手漕ぎボートを選べる時間がありました。

今回は手漕ぎボートを選択しました。

カヤックも面白そうですが、今回は濡れずに景色を楽しみたかったのが理由です。

ボートに乗ると、水面から見上げる石灰岩の大きさに驚きます。

大きな船では入りにくい場所にも進んでいき、岩の下をくぐる場面もありました。

船上から眺める景色と、小舟で進む景色ではまったく印象が違います。

写真を撮ったり、景色を眺めたりすることに集中できたので、手漕ぎボートを選んでよかったと思います。

なお、ツアー中には、猿に餌を与えようとして大きな声を上げる観光客も見かけました。

自然を楽しむ観光地でいいと思いますが、このような刺激を求める観光者が多いので猿が配置されるのでしょう。

わびさびは理解されない、残念な気持ちがしました。

スンソット鍾乳洞は想像以上の大空間

続いて訪れたのはスンソット鍾乳洞。

ここも想像以上によかった場所です。

スンソットはベトナム語で「驚き」を意味し、英語では「Surprise Cave」とも呼ばれています。

その名前のとおり、入口からは想像できないほど大きな空間が広がっていました。

鍾乳石の形もさまざまで、照明に照らされた姿には迫力があります。

日本の秋芳洞にも似た雰囲気がありますが、こちらも十分見応えがありました。

ただし、見学するには階段を上り下りする必要があります。

船に乗っている時間が長いから楽だろうと思っていましたが、実際には結構歩きます。

滑りにくい靴を履いていくことをおすすめします。

ティートップ島の展望台はぜひ上りたい

さらにティートップ島に上陸しました。

ここでは山の上にある展望台を目指します。

問題は階段です。

前日はハノイ市内を約2万5,000歩も歩き、足にはすでに疲労が残っています。

それでも、せっかく来たのだから頂上まで行ってみることにしました。

上りはなかなか大変でしたが、頂上からの景色は見事でした。

青緑色の海と、いくつもの島々。

船の上から見る景色も美しいですが、展望台から見下ろすことで、その広がりをより強く感じられます。

ここは体力が許せば、上る価値があると思います。

ただし、炎天下では想像以上に疲れるため、無理は禁物です。

ニワトリのような岩。ベトナム紙幣にもハロン湾が登場する

ハロン湾には形にちなんだ名前が付けられた岩が数多くあります。

なかでも、向かい合う2羽のニワトリのような岩が印象的でした。

また、ハロン湾には「香炉岩(ディンフオン島)」という有名な岩があります。

こちらはベトナムの20万ドン紙幣にも描かれています。

実際の風景と紙幣の図柄がつながっているというのは、ちょっと面白い発見です。

観光地で現地通貨を手にしたら、その絵柄が何を表しているのか調べてみるのも楽しいかもしれません。

帰りの休憩所で鶏肉入りフォー

クルーズを終え、帰りは再び車に乗ります。

途中のサービスエリアでは、鶏肉入りのフォーをいただきました。

ベトナムのフォーには牛肉入りのフォー・ボーと、鶏肉入りのフォー・ガーがあります。

どちらもあっさりとしていて、日本人にも比較的食べやすい料理だと思います。

この日は船内で海鮮料理も食べていましたが、温かいスープを飲むと少し落ち着きました。

ハノイに戻ったあとも、日本食店などが並ぶエリアを散策し、お土産を探しました。

ツアーで教えてもらったギフトショーとココナッツコーヒー

今回のツアーでもう一つよかったのは、ほかの参加者から情報を教えてもらえたことです。

話をしていると、ハノイではちょうど「Hanoi Giftshow 2026」が開催されており、竹細工や工芸品が面白いとのこと。

さらに、Cộng Cà Phêというカフェのココナッツコーヒーもおすすめだと教えてもらいました。

どちらも当初の観光計画には入っていませんでした。

せっかくの情報なので、最終日の予定に組み込めないか検討することにしました。

旅行前にネットで調べるのも大切ですが、実際に現地を歩いた方から教えてもらう情報には、ガイドブックとは違った価値があります。

約10,700円の6時間ツアーは満足できるか

今回のハロン湾ツアーは、私としては満足度の高い内容でした。

海に浮かぶ奇岩、鍾乳洞、手漕ぎボート、ティートップ島からの絶景。

同じハロン湾でも、見る場所によって景色が違います。

一方で、注意したいのは体力的な負担です。

6時間クルーズといっても、6時間ずっと座って景色を眺めるわけではありません。

鍾乳洞や展望台では、階段を上り下りします。

また、飲み物の料金や持ち込み条件も、予約時に確認しておきたいポイントです。

初めてハロン湾を訪れるなら、主要な見どころをまとめて回れる6時間コースは、十分検討する価値があると思いました。

ただし、翌日に訪れたニンビンのチャンアンは、また違った感動がありました。

次回は、ハロン湾とニンビンの両方を実際に体験したうえで比較します。

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